世界に通用する航空拠点としてのシンガポールの立場の軸になっているのが、このチャンギ空港自体が記憶に残る観光スポットであることです。たくさんの称賛を浴びているシンガポールの空港は、ショッピング、ダイニングからエンターテイメントまで、心躍るアクティビティの宝庫であることを誇りにしています。

4つのターミナルと地上地下10階建てライフスタイル拠点のジュエル・チャンギで構成されており、ジュエル・チャンギはターミナル1、2、3とシームレスに連結。アート、建築、自然が1つの建造物に集約された構造です。

乗り継ぎでシンガポールに立ち寄る方も、熱帯の楽園シンガポールに1週間滞在する方も、着陸した瞬間からその魅力のとりこになるのがチャンギ空港です。どんな体験ができるか、ここで少しご紹介しましょう。

自然を育む
ジュエル・チャンギ・エアポートの資生堂フォレスト・バレーとHSBCレイン・ボルテックスの夜の眺め

シンガポールと同様に「緑の都市」として世界中に名を馳せているチャンギ空港には、長時間フライトを終えて足を伸ばしてくつろぎたい旅行者のために、豊かなスペースと草木生い茂る庭園が広がっています。

こうした空間のなかでも様子を見たいなら、そぞろ歩きでジュエル・チャンギへ。熱帯植物や2,000本を超える樹木が囲む高さ40メートルの屋内滝「HSBCレイン・ボルテックス」は、感嘆の一言です。

ターミナル3のバタフライ・ガーデン、ターミナル2のサンフラワー・ガーデン、ターミナル1のカクタス・ガーデンなど、小規模なスペースも魅力的です。カクタス・ガーデンには、100種を超えるサボテンや乾燥植物が展示されています。

自然を愛する方がガーデンを訪れて、エマージェンス・エンクロージャー(羽化ケージ)でサナギがチョウになっていく様子を目にすれば、自然の複雑さに対する知識を深めることができるはずです。

家族みんなで楽しめる
ジュエル・チャンギ・エアポートのキャノピー・パーク

チャンギ空港には、退屈する瞬間などまったくありません。ターミナル1と3の屋内プレイグラウンドシンガポール島で最も高いすべり台(ターミナル3のパブリックエリアに設置)、ターミナル2のファミリー・ゾーンなど、各ターミナルに、家族連れにやさしい魅力あるアクティビティがたくさん揃っています。

10代のお子様と旅行中のご家族なら、Xbox Kinectゲームやビンテージアーケードマシンがあるターミナル4のエンターテイメント・コーナーで過ごしてはいかがしょうか。映画館(ターミナル2と3)で映画を観るのもおすすめです。

また、ジュエル・チャンギの最上階にもお楽しみスポットが。キャノピー・パークで、家族で元気よく遊びましょう。14,000平方メートルもの広大な空間に、迷路庭園からミストが充満したプレイエリアまで、おもしろいアトラクションが満載です。

ダイニングとショッピングを贅沢に満喫
シンガポールのジュエル・チャンギにあるアメリカ家庭料理の店、バーガー&ロブスターの看板メニューのロブスターロール

五感の喜びが待ち受けているチャンギ空港には、ショッピングやダイニングを楽しめるスポットが豊富です。ジュエル・チャンギだけでも100軒を超えるレストランがあり、24時間営業している店も30軒を超えます。4つのターミナルそれぞれが、独自に選び抜いたレストラン、フードホール、フードコートを自慢にしています。

また、空港にはAppleからZARAまでさまざまな海外ブランドが揃っており、ショッピング天国シンガポールならではのお買い物体験も楽しめます。空港に滞在している間に必ずチェックしたいのが、スーパーママなどの国内人気ブランドです。